麦ばたけの波おと
ホームページで繰り返し書かれているように、麦ばたけの波おとをはじめ奈良さんのパンは、シンプルにバターやチーズと合わせるのが一番なパンばかりです。
栃木県大田原市富士見1-3885-3
電話0287-23-6246
1つ300〜500円のプレーンなパンが日替わりで作られ、
通販は基本的に「1500円のセット」(消費税込、送料別)
など、おまかせになります。(詳細は
サイト参照)
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1917パート4
1917(ヒクイナ)は那須
岳の高さを表し、地元ではヒクイナヒクイナと言って覚えるのだそう。プレーンな食パン。 |
カンザスへ30
色の濃い田舎パン。
美味しいサンドウィッチになります。焼くとバリっとこうばしい。 |
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カンザスへ30
レーズン、クルミ、オレンジ入りのもの。数字はライ麦含有率。 |
麦ばたけの波おと40
サワー種のしっとりもっちりしたライ麦パン。これはナッツ入りの平焼きタイプ。 |
自称・パン食人(パンショクニン)。紅茶好きが高じてカフェにはまり、カフェのサイトを作るも
その後パンにどっぷりはまってしまい
今ではパンのサイトになりました。
育児の傍らお仕事(WEBデザイン&執筆)しつつ、シアワセパン生活送ってます。
パンとデザインを通して『楽しいこと』が出来たらいいなっ、と思う日々☆
現在
雑誌『カフェ&レストラン』と、HanakoWEST.comで連載中です!

May 20, 2007
走れ走れ!どこまでも。【なまけもののパン屋】
何度か通販したり、友達からもらったりして食べたことのある「なまけもののパン屋」のパン。自然体でたくましいルックスのパンには、
旨みがぎゅっと詰まっている。大きなパンを何日もかけて食べていたものだ。おいしいな〜と思いながら。
栃木。栃木にあるのです、このお店。まさか行けるとは微塵も思ってませんでした。ところがー、幸運なことに訪れることができたのです。
全て友達のおかげ!!車を何時間も走らせて、私達を運んでくれました。感謝!!
のどかな風景、溢れる緑。ふっと姿を現したお店は 自然と一体化したような佇まい。表には白いイスが2脚とスコップ、ライ麦が
ひょろっと育っているのが何ともかわいく、絵になっている。店内には大きなパンが和のお皿にのせられていた。
そのパンの1つ1つを、店長さんが順番に説明してくださった。笑顔の素敵な ゆるりとした方でした。こういう感じのパン職人さんに
お会いするのは初めてかも。すごく良い方でした・・・。
通販では出てないパンもたくさんあって大興奮。もー、すごいいい表情してるんですよ〜。やっぱり直接お店に行って買うパンは違う!
!トングでパンを持つと、美味しさが手を通して伝わってくるんですよね。今すぐこのパンにかじりつきたいっ。
買い物を終え、そっとパンの袋を開けると 中から2枚のパンのスライスが・・・。こんな気遣いが嬉しい。乾燥しないうちにいただいちゃおう。しっとりクラムをもぐもぐ。
旨みがじんわり溢れてくる。おいしいな〜。しあわせっ!
そして再び車を走らせてもらって帰路につく。1日がかりのパンの旅。なんて素晴らしい休日!

帰りの電車が事故でストップして思いがけず足止めをくらうも、結果的に新幹線に乗ることができてラッキー。
その間もお友達とパンをほおばりながら 語り合ってたので、トラブルも全く苦にならず。
楽しさを共有できる人がいるっていいですね。
それにしてもー!この輪っかのナッツ入りパンのもちもち具合がたまりません。美味しすぎる。
平べったいパンも ちょこっとパクリ。今日は3食パンでした。


パン作りとボクシング
東京でさまざまな美味しいパンに出合い、パン屋でのアルバイトで作る面白さや温かい雰囲気を経験し、次の店で今のパンの原点となるドイツパンに出合った奈良さんは、やがて自分で店を始めて、パン作りの難しさや奥深さ、さらなる楽しさを知ったと言います。
奈良さんはボクサーでもあるのです。「パンとトレーニングは互いに原動力となりリラックスの場となる関係」とお聞きした時、彼のパンの持つある種の力強さはこの辺からきているのかもしれないと思いました。
たくましく、質実なパン
なまけもののパン屋のサイト ■ガイド記事/なまけもののパン屋
なまけもののパン屋。風変わりな名前のその店では、ちっともなまけもの
に思えないパン職人、奈良典久さんが、ざっくりと質実剛健な様子のパン
を焼いています。
「気持ちのままに無理せず楽しんでパンを作って生活していきたいと思ったから」なまけもののパン屋、なのだそう。
パンの名前も「1917」「カンザスへ」「麦ばたけの波おと」「めんどりの鳴く頃に」など、変わっています。ホームページでは同じ名前のパンがいくつも並んでいて一瞬戸惑いますが、よく見るとパート2、3などと書かれていています。素材の配合を違え、日替わりで焼かれているのです。
なまけもののパン屋のサイトはパンを作る人のサイト。パンとまったく同じトーンの奈良さんの言葉がそこにあります。切実で、読む人のこころをとらえるパン職人の声。
パンは、今日もじっくりと丁寧に作られています。.
2008年3月10日号に掲載されました。
おうちでたのしむお取り寄せパンのページに当店が紹介されています。
June 05, 2007
ライ麦革命【なまけもののパン屋】
苦手から段々好きになっていってるライ麦パン。最後まで買おうかどうしようか悩んでいた
このライ麦60%のパン。
買ってよかった!!!私の中でライ麦パン革命起きました。「なまけもののパン屋」のライ麦パンは酸味が控えめでやわらかい。
言うなれば初心者向きかもしれない。そして、驚くほど水分量が多い!ナイフでカットしたらねちょねちょと生地がくっつくのだ。
そのムチムチしとしとのパン肌を触ったら、「今すぐ口へ!」と脳からの指令が下った。うわーーー、美味しいっ!!
さらに はちみつを塗ったら 素晴らしかった。なんて美味!このライ麦パンなら いくらでも食べられる!
それほど気に入ってしまいました。
他のパンも美味しくいただきました☆(写真のみでごめんなさい。)
・くるみのパン、・レーズン、オレンジ、くるみ入りパン
・バゲット・食パン
栃木県大田原市富士見1-3885-3
TEL :
0287-23-6246
不定休 営業時間はホームページに毎日掲載
「食べる側にもソウゾウする喜びを感じてもらえるパンを売っていきたい。新しい種類のパンを作って飽きられないようにするのではなく飽きのこないパンを作っていきたい。」と言う奈良さん。そんなパンを目指すパン屋さんが増えたらほんとうに素敵、と思います。
最後に、思わず頷いてしまうメッセージをいただきました。
「このパンをどうやって食べるか考える。自分でひとつ手を加えてみるだけで食事がグーンと贅沢なものになる。生きる喜びってそんなところにあるのではないかと思う。だから僕はシンプルなパンにこだわります。」
小さいけれど確かな幸せ、本当のパンの、あるいは人生の愉しみは、日常のとても身近なところにあるのだと思います。そんなことを再確認させてくれたパン屋さんです。
天然酵母パンの「なまけものパン屋」は
下野新聞に数回掲載されています。
麦ばたけの波おと40(ひまわり)
畑の麦がそよ風で波打っている様子が
あまりにもきれいだったのでつけた名前